Qホワイトニングは誰でもできますか?
むし歯や歯周病などの病気がある場合は、痛みなどがひどくなる場合がありますので、治療を終えてからホワイトニングに移る方がいいでしょう。また、以下の方はホワイトニングを受けることはできません。
●無カタラーゼ症の方
薬剤に含まれている過酸化水素を分解する酵素を持っていないため禁忌です。
●エナメル質形成不全・象牙質形成不全の方
歯の発達が十分でない場合、薬剤の影響で歯の神経が痛むためです。
●入れ歯やさし歯など、歯が人工の方
人工歯はホワイトニングでは白くなりません。
●内因性変色などのある方
乳幼児における病気、神経を抜いた歯、薬剤の副作用(テトラサイクリン系)、加齢による黄ばみの場合は、歯が白くならないことがあります。
●妊娠中、授乳中の方
安全といっても薬剤を用いるため、妊娠中のホワイトニングはおすすめできません。
Qホワイトニングの効果がはどれくらい続きますか?
ホワイトニングで白くなった歯は、少しずつもとの色に戻っていきます。オフィスホワイトニングの場合は3~10カ月後くらい、ホームホワイトニングの場合は6~12カ月後くらいで後戻りが起こるといわれています。
白さを維持・管理するためには、ホワイトニング効果がなくなり始めた頃にもう一度ホワイトニングをするのがよいでしょう。これを「タッチアップ」といいます。
最初のホワイトニングよりも短期間で再び歯を白くすることができるので、クリーニングと一緒に定期的に受けるのをおすすめします。
Q治療中に痛みなどは感じますか?
治療中や治療後に歯がしみることがあります。一時的なもので、すぐにおさまることが多いですが、症状が続くようでしたらご相談ください。
Qホワイトニングを受けるにあたって、気をつけることはありますか?
ホワイトニングの効果には個人差があり、ご希望の白さになるまでに時間がかかったり、効果が短く感じたりすることがあります。ご了承ください。
また、ホワイトニング当日は着色しやすいコーヒー・お茶・ワイン・カレーなどの飲食物やタバコはお控えください。