インプラント治療でメンテナンスが重要な理由
インプラント治療には、必ず「インプラントオペ」と呼ばれる外科手術が伴います。
これまで大きな病気をしたことがなく、手術を受けた経験がない方は、不安に感じることかとおもいますが、その点はご安心ください。
手術といってもそれほど大掛かりなものではなく、インプラントを埋入する処置自体は、15分程度で終わることも珍しくありません。
それよりも気を付けなければならないのは、治療後のメンテナンスです。
インプラントはメンテナンスが必須
インプラントは、見た目も噛み心地も天然の歯に限りなく近いものとなっているため、治療後に違和感や異物感で悩まされることがほとんどありません。
それだけに、他の歯と同じように漫然とケアを行いがちですが、それではインプラント周囲炎等のリスクが高くなってしまいます。
なぜなら、インプラントもあくまで人工物だからです。
しかも、顎の骨の中に埋め込んでいるため、より一層メンテナンスが重要といえるのです。
インプラント周囲炎ってなに?
インプラント周囲炎とは、インプラントを埋め込んだ周りの歯茎に炎症が生じる病気です。
これはインプラント埋入後に、適切なケアやメンテナンスを実施しないことで、発症リスクが増大します。
毎日、他の歯と同じようにブラッシングをしていたとしても、それではインプラントのケアとして不十分といえます。
なぜなら、インプラントは天然の歯よりも汚れがたまりやすく、歯周病のリスクも高くなっているからです。
それだけに、歯科医院でのメンテナンスを定期的に受けることが重要といえます。
メンテナンスって何をするの?
インプラントのメンテナンスでは、インプラントに不具合がないかを調べたり、患者さまのオーラルケアが適切に行われているかをチェックしたりします。
また、必要に応じて画像検査も実施し、顎の骨の状態なども確認いたします。
そうしたメンテナンスを受けることで、インプラントを長持ちさせることが可能となるのです。
まとめ
このように、インプラントを長く使い続けていくためには、歯科医院で受けるメンテナンスが必須といえます。
せっかく苦労して入れたインプラントですので、10年20年と大切に使い続けていきたいものですよね。