2019年、日本中を熱狂させたラグビーW杯。日本代表選手はもちろん、世界各国の選手たちの口の中に色とりどりの何かがはまっていたことを覚えていませんか？

 

それは「マウスガード」というスポーツ中のケガを予防するために装着するマウスピースです。歯科医院でも製作できる「マウスガード」。そのさまざまな効果をご紹介します。

 

マウスガードは接触プレーの多い競技で使ってほしい

 

スポーツ選手がマウスガードを装着する理由の一つに「ケガの予防」がまず挙げられます。事実、お口の中や顎・顔面におけるケガの原因として、交通事故、転倒・転落に次いでスポーツ中の外傷が並びます 。競技中、人や物に接触したり、予想外の動きによって歯や唇、舌、口の中の粘膜を傷つけたり、顎の骨を折ってしまうこともあります。また「脳震盪の予防・軽減」にも効果があるとされています。

 

そのため特に選手同士の接触プレーが多い競技ではプロ、アマ問わずマウスガードの装着が義務づけられています。

 

●マウスガード装着義務のあるスポーツ

• ボクシング
• キックボクシング
• アメリカンフットボール
• ラグビー
• ラクロス(女子)
• インラインホッケー(年齢規定あり)
• アイスホッケー
• 空手(流派、団体によって異なる)

 

●装着が推奨されるスポーツの例

 

• テコンドー
• レスリング
• 野球
• サッカー
• バスケットボール
• 水球　　　など

 

マウスガードはパフォーマンス・アップも期待できる

 

そしてマウスガードを装着し、ケガを予防・軽減できるという安心感から競技中に集中することができます。さらにかみ合わせも整えられることから、身体のバランス感覚などの改善にもつながり「集中力・パフォーマンスの向上」効果があるといわれています。

 

おすすめは歯科医院で製作するオーダーメイドのマウスガード

 

マウスガードは市販品もありますが、自分のかみ合わせに適合するものを探すのは難しく、また適合性の悪い物を使い続けることはかえって身体に悪い影響を与えてしまいます。 そこで、その人のお口の状況に合わせ、必要に応じて調整が可能なオーダーメイドのマウスガードがおすすめです。

 

当院でもお一人お一人のニーズに合わせた、適合性に優れるマウスガードをおつくりしています。興味のおありの方はお気軽にご相談ください。