歯が白くなると評判のホワイトニング。施術する前に知っておきたいこと
食事や生活習慣などにより歯はだんだんと白い輝きを失っていきます。皆さんの中には「営業職なので第一印象を良くしたい」「人前に出る大きなイベントを控えている」などで歯を白くしたい、と望まれている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ホワイトニング治療で白い歯を再び取り戻し、安心して施術を受けていただくためにぜひ知っておいてもらいたい大切な注意点をいくつかご紹介いたします。
むし歯や歯周病があれば、それらの治療を優先します
ホワイトニング治療を受けるにはまずお口の中が良好な状態である必要があります。
たとえばむし歯や歯周病などにかかっている場合、その痛みや症状がひどくなってしまうこともあるため、きちんと治療を終えてからでないとホワイトニング治療を始めることはできません。
ホワイトニングができないケースがあります
また、ホワイトニングには特別な薬剤を使用しますので、厳密には誰でも施術ができる治療ではありません。
・無カタラーゼ症の方
薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素を持ち合わせていないため、NGです
・エナメル質形成不全、象牙質形成不全の方
薬剤の影響で歯の神経を痛める可能性があります
・人工の歯(入れ歯、さし歯)の方
人工歯は薬剤では白くできません
・内因性変色などのある方
乳幼児における病気、神経を抜いた歯、テトラサイクリン系薬剤による副作用、加齢による黄ばみの場合はホワイトニングできないことがあります
・妊娠中、授乳中の方
薬剤を使用する以上、ホワイトニングはおすすめしません
ホワイトニング中、ホワイトニング後にも注意してほしい点
治療中・治療後にも気を付けてほしい点があります。
特にホームホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するため、治療中や治療後に歯がしみる(知覚過敏)ことがあります。症状は一時的なもので、すぐにおさまることが多いのですが、もし長く続く場合は歯科医師に相談してください。
つい忘れがちですが、ホワイトニング治療当日は、歯に着色しやすいコーヒー・お茶・ワイン・カレーなどの飲食物や、喫煙は控えましょう。
安全に治療を受けるために、まずは歯科医師と相談を
歯が白くなるまでに時間がかかる、色戻りが早いように感じることがあるなど、ホワイトニングの効果には個人差があることも理解しておくことが必要です。
ホワイトニングを検討している方は、まずは当院までご相談ください。