インプラント治療後の生活や食事に関する注意点
こんにちは。
伊万里市東山代町の「小野デンタルオフィス」です。
インプラントは、噛み心地や見た目がご自分の歯のようで、魅力的な治療法ですが、治療後の痛みや腫れは大丈夫?と不安に感じられている方もいらっしゃると思います。
今回は、インプラント治療後の生活や食事についての注意点をご紹介します。
治療後の経過を良くするために、役立てていただければ幸いです。
インプラント治療の当日から数週間は炎症が起きやすいので特に注意が必要です。
1~2週間経過すると、徐々に痛みや腫れは減ってきますが、炎症を悪化させないために次の注意点を守っていきましょう。
●強いうがいは控える
治療後2~3日は、強いブクブクうがいは控えましょう。傷口のかさぶたが取れて、出血する可能性があります。
●食事は柔らかく、刺激が少ない物に
治療当日は麻酔が切れて、お口の感覚が戻った後に食事をしましょう。
噛まずに食べられる柔らかい食べ物がおすすめです。
血行を促進したり、沁みたりする香辛料や熱い食べ物、アルコールは避けましょう。
●入浴は軽いシャワー程度に
湯船に浸かると血行が促進されて、傷口から出血してしまうことがありますので、治療後2~3日は、ぬるめのシャワーを軽くあびる程度にしておくとよいでしょう。
●運動は控える
治療後2~3日は、激しい運動をすると血行が促進され、傷口から出血することがあるため、安静に過ごしてください。
●喫煙は控える
歯ぐきの毛細血管を収縮させ、傷の治りが遅れてしまいますので、喫煙は控えてください。
●適した食事
治療直後は、傷口に刺激を与えず、負担になりにくい、スープやヨーグルト、おかゆなど、あまり噛む必要がない食べ物からスタートしましょう。
1週間くらいで痛みが和らいできたら、うどんなどの麺類や煮物、バナナなどが食べられるようになります。
その後は、お口の状態によって、徐々に噛む食事に戻していきましょう。
小さめに切って食べると歯ぐきへの負担が少なくなるので、おすすめです。
●控えたほうがいい食事
治療直後は、硬いもの(おせんべい、ナッツなど)、刺激の強いもの(香辛料など)、熱いもの(汁物など)、冷たいもの(アイスクリームなど)、炭酸水は避けてください。
傷口を刺激して、痛みや出血の原因になります。
また、アルコールは血行が良くなりすぎて、出血が止まりにくく、腫れの原因になることがあるので控えましょう。
栄養バランスがよい食事をすることはもちろんですが、術後の経過をよくするためにおすすめの栄養素が含まれる食品を紹介します。
亜鉛は皮膚細胞の再生や皮膚を強くします。アサリやゴマ、ほうれん草に含まれています。
野菜(小松菜やほうれん草など)、イモ類(じゃがいもやさつまいもなど)に含まれているビタミンCは亜鉛の吸収を助けてくれるので、摂取するようにしてください。
ビタミンB群は皮膚の粘膜の炎症を抑えて、ビタミンAは皮膚や粘膜を強くします。どちらもレバーに多く含まれています。
魚介類や緑色野菜に多く含まれているビタミンEは粘膜の治りを早くしてくれますので、料理に取り入れてみてください。
小野デンタルオフィスでは、カウンセリングでお悩みやご希望をおうかがいしています。
インプラントについて、不安なことや詳しく知りたいことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご来院をお待ちしています。